12樹種を断面で判断する

①ホオノキ

①ホオノキIMG_2880
ホオノキは、心材のほうほど緑色が濃くなる。切った直後はも黄緑色に近いとか。

①ホオノキIMG_2882
ホオノキ 木口

①ホオノキIMG_2883
ホオノキ 木端

②ケヤキ

②ケヤキIMG_2924
木目がはっきりしており、大きな道管が年輪に沿って連なっています。心材と辺材を区別しやすい。

②ケヤキIMG_2925
木口 大きな道管が年輪に沿って綺麗に並んでいます。

②ケヤキIMG_2926
木端 大きな道管がはっきりと分かるラインを見せています。

③イタヤカエデ

③イタヤカエデIMG_2921
木目が細かく、肌がなめらかです。所々にテラテラと光る部分があり、角度を変えるとよく分かります。また所どことに年輪ではない筋が走っています。

③イタヤカエデIMG_2922
木口

③イタヤカエデIMG_2923
木端

④ヤマザクラ

④ヤマザクラIMG_2890
肌理が緻密でなめらか。薄いピンク色をしています。所々に横縞(繊維を横切る方向に走る)が現れます。また途切れたように走る茶色い筋も見えます。

④ヤマザクラIMG_2892
木口

④ヤマザクラIMG_2893
木端

⑤キリ

⑤キリIMG_2894
柔らかく軽い木です。バルサほど軽くはありませんが、それに近い印象を持ちます。

⑤キリIMG_2895
木口 大きな道管が年輪やそれ以外のところにも目立ちます。

⑤キリIMG_2896
木端

⑥シラカシ

⑥シラカシIMG_2897
堅くて重い木です。カンナに使われています。アカガシもカンナに使われますが、アカガシを使ったものは高級で、色も赤みを帯びています。

⑥シラカシIMG_2899
木口 放射組織(右上方向に走る白い筋)がよく目立ちます。それに比べて年輪(右下方向に走る縞)は不鮮明です。

⑥シラカシIMG_2900
木端

⑦ブナ

⑦ブナIMG_2901
断面はベージュ色をしています。雨粒のような斑点が見えます。所々、赤みがかった部位が見えます。

⑦ブナIMG_2902
木口 ブナもまた放射組織が見えます。

⑦ブナIMG_2903
木端

⑧ミズナラ

⑧ミズナラIMG_2904
心材は赤みがかり、辺材は白っぽい。道管が群れをなして波の形をして並んでいます。全体としてうり坊の縞模様のような印象です。

⑧ミズナラIMG_2905
木口 大きな道管が年輪に沿って綺麗に並んでくっきり見えます。また放射組織(右上方向に走る)が現れます。

⑧ミズナラIMG_2906
木端 道管の太さがそのまま溝のようになって現れています。

⑨クリ

⑨クリIMG_2907
断面は薄いベージュ色です。道管が板の表面をひっかいた傷のように見えます。また鎖線のように途切れて続いているのが分かります。

⑨クリIMG_2908
木口 年輪がはっきりみえます。年輪にそって道管がグラデーションを付けて並んでいるのが分かります。

⑨クリIMG_2909
木端

⑩ヒノキ

⑩ヒノキIMG_2910
ヒノキ独特の香りで分かります。とくに節のところが強いかもしれません。年輪をなす秋材部分の線はスギに比べて細くシャープな印象です。また色合いは黄白色で、スギよりも色白な印象を持ちます。

⑩ヒノキIMG_2913
木口

⑩ヒノキIMG_2914
木端

⑪スギ

⑪スギIMG_2915
ヒノキに似ていますが、柔らかく軽い木です。香りはさほど強くありませんがスギらしい香りがしてきます。秋材の幅がヒノキより太く、太いペンで書いたような途切れのない筋が見えます。また材の通直なところがまっすぐな線にも現れています。

⑪スギIMG_2916
木口 秋材の幅がヒノキに比べて太いことがよく分かります。また材の柔らかさのためか、ところどころにはぎ取られたような引っ掻き跡がついています。

⑪スギIMG_2917
木端 柾目をみると年輪幅が大きいせいか、秋材の筋が疎になっているのが分かります。

⑫カラマツ

⑫カラマツIMG_2918
赤みがかっています(とくに心材のほうが赤いらしい)。材はスギより固めです。

⑫カラマツIMG_2919
木口 年輪に沿って見える秋材が滲んだような幅を持っています。ヤニを多く含んでいるからでしょうか。

⑫カラマツIMG_2920
木端

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